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一部の出来のいい学生ではなく、ごくごく普通の学生たちの力になりたい!『就活兄貴の非常識な就活 悩める9割の就活学生を救う!!』は、就活で自信をくじかれる学生たちのバイブル

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饗場俊行 様

【出版をご一緒した著者の声:饗場俊行様】
一部の出来のいい学生ではなく、ごくごく普通の学生たちの力になりたい! 『就活兄貴の非常識な就活 悩める9割の就活学生を救う!!』は、就活で自信をくじかれる学生たちのバイブル

出版をご一緒した著者の声として、『就活兄貴の非常識な就活 悩める9割の就活学生を救う‼』の著者、饗場俊行さんをご紹介します。饗場さんは大学生とその親向けに就職活動全般の相談にのり、4,000人以上の学生の就活支援を行ってきた就活・教育コンサルタントです。


出版を決意したきっかけは?


世の中の就活本は、出来のいい1割の学生に向けて書かれている


Q: 『就活兄貴の非常識な就活 悩める9割の就活学生を救う!!』を執筆しようと思ったきっかけを教えてください。

饗場:たくさんの就活本が出回っていますが、多くは全体の1割ほどの出来が良い学生さんを対象にしたものです。もちろん人によりますが、そういういわゆる偏差値が高い大学の学生さんだと、就活本に頼らなくても就職しやすい面があります。

実際に僕が相談に乗っているのは、特に取り柄がなく人並みの能力で、特徴がない学生さんたちが多い。そういう9割の学生さんは就活本の読者に当てはまっていないと感じて、問題意識を持っていました。

もう少し、ごく普通の一般的な学生さんたちにも希望や元気を引き出す励ましを伝えていきたい。そのための出版です。


Q:就活コンサルタントとして、その9割の学生さんたちと向き合ってこられたんですね。 

饗場:はい。日本を支えているのは、一部の出来のいい華やかな学生さんたちだけじゃない。本当に普通の、特に取柄がないという学生さんがほとんどなんです。でも、一生懸命に生きていたり優しかったり、人としての魅力がある子たちがたくさんいます。

そんな魅力的な子たちが、就活を境に急に挫けて希望がなくなったり、将来に対して不安だらけになったりします。そこをどうにかしたいし、光を当てたい。一人ひとりに直接伝えることはやってきましたが、やっぱり時間が限られていますから、本というツールを使えることはありがたいですね。


「出版なんて自分にはとてもムリ!」から「自分にもできるかも?」へ


Q:出版に対しては、どんなイメージを持っていましたか?

饗場:相当ハードルが高いだろうなと思っていました。自分が聞きかじった範囲では、本を出すには出版社や編集者の目に留まって、内容を吟味された上でボツにされて、なかなか自分が書きたいことなんて本にできないと。

だから、まさか自分に本が出せるとは思わずあきらめていた部分があったのですが、城村さんとの出会いで希望が見えてきました。


Q:どのようにあきらめから希望に変わりましたか?

饗場:僕にはまったく知識がなかったので、本を書いている人はすごい人ばかりだと思い込んでいて、自分のような人間にはそもそも無理だと思っていました。でも、ご紹介で城村さんと出会い、本をつくることのすばらしさを熱心にお話していただきました。

おかげで決心できたわけですが、その後も城村さんが一つひとつの悩みや不安をクリアしてくださって。それから、著者の方のお話を聞くセミナーやイベントに参加するうちに、少しずつ肩の荷が楽になってきた気がします。いろいろな体験談を聞いて、もしかしたら自分にもできるかもしれないと思いはじめました。さらに、先輩方から「君にも書けるよ」と励ましの言葉をかけていただいて、だんだんハードルが下がって希望が生まれてきたんです。


出版社が決まってからの道のりは?


類書は多い方がいい? 意外なことを学べた出版アドベンチャープログラム


Q: 出版アドベンチャープログラムの中で、特に印象に残っていることはありますか? 

饗場:類書を調べる課題が印象的でした。就活本の類書はものすごくたくさんあるので、はじめは競争相手が多くてとてもかなわないと思ったんです。

でも、むしろすでに本が出版されていて競争相手がいる分野の方がいいということを知って驚きました。読者のニーズがあるから類書が多いのであって、うまくニーズを捉えられればうまくいくかもしれないと。


Q:どうやってニーズを捉えることができましたか?

饗場:城村さんが丁寧に説明してくださって、的確なアドバイスもいただけました。類書が多くても、ライバルと同じ方向で戦わないことでオリジナリティーが出せると。相撲の世界で、小さい力士でも何か得意技を持っていれば大きな力士に勝てることがあるのと同じで、自分の得意なところで勝負するという考え方ができました。


集めた情報や材料を1冊の本にまとめるのは難しい


Q: 執筆中に苦労したことはありますか?

饗場:書きはじめると、伝えたいことがたくさん出てきてしまって、内容を絞り込んでいくことが難しかったです。情報や材料を集めて「よし、これで書ける!」と思ったのですが、1冊の本にまとめるとなるとページに限りがある。しかも、わかりやすく伝えることも意識しなくてはなりませんでした。特に僕の場合、読者層は大学生がメインなので、若い人たちに響く言葉やパッと理解してもらえる文章でなければ意味がないので。


Q: その苦労をどう整理して書き上げましたか?

饗場:一気に原稿を書ける人もいるでしょうけれど、僕は一つひとつ目の前のものをクリアしていくタイプです。だからまずは1章書いて、次にまた1章書く。城村さんにナビゲートしていただきながら、課題を一つずつ解決して段階を踏んでいきました。


出版したおかげで伝えたいことを伝えることができた


Q:ご苦労はあっても、出版できたことは良かったですか?

饗場:はい。もちろん本はたくさん売れるに越したことはないですが、僕の場合は、まず本当に必要な目の前の人に届けたいという気持ちがありました。就活指導でも、一人ひとりの良いところを伸ばして、希望を持って元気よく将来に向かって踏み出してほしいと願っています。

だから、「この本に出会えて良かった」という個人の声をたくさんいただけて、伝えたいことが伝わったかなと嬉しくなりました。


Q:ロングセラーとなっていますが、出版社との関係は続いていますか?

饗場:最初のイメージでは「本を出せばそれで終わり」だと思っていたのですが、継続的にフォローしていただいています。もう本を出してから3年ほど経っていますが、いまだに声掛けや広告・宣伝の機会をいただけることに感謝しています。自分にとっては、とても相性の良い出版社さんでした。


出版による自身の評価や仕事の変化


出版してすぐに、仕事の依頼が増えて幅が広がったと実感


Q:出版した後、饗場さんの世界は変わりましたか?

饗場:まず、とにかく仕事が増えました。以前に比べると、1.8倍ほどご依頼をいただくようになりました。増えた分は、本を読んで初めて僕を知ってくださった方もいらっしゃいますが、もともと知っていて、出版によって信用度が上がったのでたくさん依頼してくださるケースが多いです。ご紹介も多くなり、劇的に増えましたね。それに伴って、仕事の幅も広がっています。

この効果は、出版してわりとすぐに感じられました。城村さんからは、きちんとターゲットを絞って、ターゲットに対して愛をもってダイレクトに伝えられたからではないかと言っていただいています。


Q:ご自身への評価はいかがですか?

饗場:仕事の依頼が増えた理由でもありますが、信用度が上がりました。いろいろな方から、「本当に本を出しているんだね!」「本を出すなんてすごいね!」と言われます。そして、「本を出しているからこそ紹介できる」と新しい紹介先につないでいただけますし、紹介先からの反応もいいです。

さらに新聞に広告が載るということも、信用を後押ししてくれています。著書があるからこそ広告も出せると思うので、相乗効果で良いことばかりいですね。


本質を見失わずに変化していく就活に対応していく


Q:信用度が上がった中で、今はどのようにお仕事をされていますか?

饗場:コロナ禍以降は、病気の不安や将来への不安を持つ人が増えました。少しでも不安を和らげて、希望が持てるようにしていきたいです。

就活の中身も変わってきていて、以前は対面がメインで行われていたのが、オンラインなど新しいやり方が出てきました。それだけ時代の流れに合わせた柔軟な対応をしていかなければならないんです。ただ、そうだとしても人間の本質の部分は変わりません。採用業務は時代によってかたちが変わってきているけれど、やはり人を見て一緒に働きたい人を探すということですよね。その変わらない部分を見失わなければ、学生さんの強みを引き出すことも、希望や元気を抱いてもらえるようにすることもできる。

時代に対応しようとする時に、今は検索すればいろいろな情報を得ることはできますが、やはり本という媒体は信用度の部分で強みになります。


出版を考えている人へ


人生のプラスになる出版にぜひ挑戦してほしい


Q:出版を考えている人たちにメッセージをお願いします。

饗場:僕の人生は、出版してからいい方向に変わりました。すばらしい経験をさせていただいたので、出版はハードルが高いと迷っている人にもぜひ挑戦していただきたいです。

この不安な時代の中で、必要な情報を求めている人はたくさんいらっしゃると思うので、きっとどんな分野であっても、本のニーズや出版のチャンスはあるはずです。だから、まず一歩を踏み出してほしいです。人生は一度きり。時間は待ってくれないので、やるなら今です! 挑戦したからこそ、ただ仕事の面だけではなくて、人脈が増えるなどプラスの面が非常に多かったです。まずはセミナーの参加とか、手軽にできるところから行動していくと、そこで出会えた人や得た情報で助けられることがたくさんあります。必ず、みなさんの人生のプラスになりますので、ぜひチャレンジしていただきたいです。

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